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サダコ―「原爆の子の像」の物語 (NHKスペシャルセレクション)
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| ジャンル: | 歴史,日本史,西洋史,世界史
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| 人気ランキング: | 64852 位
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平和を考えるために
原爆の後遺症に侵されながらも、生きる希望を捨てずに千羽鶴を折り続けた少女、佐々木禎子さんの事は、かなり有名にだと思います。しかし、残念ながらこういった話は、とかく伝説化されやすいもの。本当の彼女を知りたいという方に、ぜひこの本を手に取ってほしいと思います。 内容としては、禎子さんの一生を語る前半、彼女の存在が後世に与えた影響を追う後半に分かれる構成です。前半部分は根掘り葉掘りな感じも全くなく、淡々と正確にドキュメンタリーするといった感じ。後半では、日本はもちろん、世界各地で彼女の存在を知り、理解し、行動を起こす子供たちの姿を中心に語っています。特に目を見張るのは、核大国アメリカを揺るがした、ある平和運動の顛末。この章の子供たちを見ていると、日本のひとりの女の子が遺してくれたものの大きさが伝わってくるような気がしました。 これだけの優れた本ですが、評価が星四つなのには理由があります。あとがきが、ありがちな日本の子供卑下と海外の子供賛美に終わってしまったように思われたこと。本当に私たちを信じて書いてくれたのだろうか、と、何だか残念でした。 でも、右傾化のきざしが見られる今、ヒロシマを知るのは必要なことです。この本にはショッキングなものは含まれていませんので、怖いのが苦手な方でも充分読むことが出来るでしょう。じっくり平和を考えるには、うってつけの本だと思います。
日本放送出版協会
Sadako and the Thousand Paper Cranes (Puffin Modern Classics) 折り鶴の子どもたち―原爆症とたたかった佐々木禎子と級友たち (PHPこころのノンフィクション 27) ピカドン―だれも知らなかった子どもたちの原爆体験記 (シリーズ・子どもたちの未来のために) 新版 広島長崎修学旅行案内―原爆の跡をたずねる (岩波ジュニア新書) One Thousand Paper Cranes: The Story of Sadako and the Children's Peace Statue
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